転職したいけど、経験もまだ浅いし総合病院に転職したほうがいいのかな?
病院は合わない気がする。病院以外に働けるのはどんなところだろう。
看護師には、病院以外にもさまざまな働き方があります。
あらゆる場所で働くことができるのが看護師の強み。
必ずしも病院にこだわるのではなく、自分に合った転職先を見つけることが大切です。
転職理由と転職先の希望条件を明確にする
転職をする理由は
- 人間関係が嫌
- 給料が安い
- 今の職場が自分には合わない
- スキルアップしたい
- もっといろんなことを経験したい
など、いろいろあると思います。
まずは、自分が転職したい一番の理由をはっきり明確にしておきましょう。
そうすることによって、自分が転職先に求める希望条件も明確になります。
病院以外の転職先
クリニック
クリニックは
- 外来のみ
- 病床数19床以下の入院病棟+外来
といった2つのタイプがあります。
外来のみのクリニック:一般内科・整形外科・耳鼻咽喉科・脳外科・眼科など
入院病棟が併設のクリニック:総合内科・産婦人科など
こじんまりとした場所で少人数で働きたい人
日中のみ・平日のみ働きたい人(クリニックによっては週末の勤務や夜勤があります)
保育園
9人以上の0歳児を預かる保育園では、看護師か保健師1人の配置が義務付けられています。
しかしこの義務は法的権限を持たないので、2000年の全国調査では看護師の配置率は17.7%です。
導入していない保育園も多く、就職先としては狭き門といえるかもしれません。
さらに、保育園にいるすべての園児たちの健康管理・体調管理を行うため、看護師としての経験・小児科看護師の経験なども重要視されます。
子どもが好き・子どもに関わる仕事がしたい人
小児看護の経験がある人
保育士との連携や保育業務の補助が苦ではない人
老人福祉施設
老人福祉施設には
- デイサービスセンター
- ショートステイ
- 特別養護老人ホーム
- 養護老人ホーム
- 老人福祉センター
- 老人介護支援センター
など、さまざまあります。
病院以外の転職先としては、一番選択肢があり、探しやすいといえます。
入浴介助、清拭、食事介助など、身体的介助が好きな人
高齢者のお世話をしたい人
レクリエーションなどが好きな人
検診センター
町の検診センターで、問診・血圧測定・採血などを行います。
- 固定の検診センターで検診に訪れた人の対応をする
- 検診車で検診場所に行って検診をする
という2つのパターンがあります。
時期によってはあまり仕事が入らないこともあるので、お給料が安定しない可能性も考えられます。
朝に強い人(検診は早朝から始まる場合が多いです)
平日・日中のみ働きたい人
いろんな場所を回って仕事してみたい人
献血センター
献血センターでは、採血がメインの仕事になります。
そのため、採血の技術の習得は必須。
献血センターによっては、教育制度が充実しているところもあります。
採血が好きな人
採血を極めたい人
日中のみ働きたい人
派遣会社へ登録する
派遣会社へ登録して、さまざまな場所で働くという転職方法もあります。
- 病院
- クリニック
- ツアーナース
- 夜勤専従派遣
- 日勤専従派遣
- 介護施設
など、いろんな場所でいろんな働き方ができます。
デメリットは、毎月のお給料が安定しないということ。
派遣会社によりますが、いろんなことが経験できるので自分の働きたい場所が見つかる可能性もあります。
まとめ
病院以外の転職先を紹介しました。
もし今働いている病院が合わずに転職を希望しているという人は、病院以外の転職先も検討してみてください。
看護師という資格は、いろんな場所で求められているのです。
あなたに合った転職先がきっと見つかりますよ。
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