オーストラリアで工事不要のポータブルエアコンを購入してみた

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わたしの住むオーストラリアのシドニーは、もうすぐ夏を迎えようとしています。日によってはすでに30度を超えて夏日のよう。日本との時差が2時間になるサマータイムも始まりました。

なんだかウワサでは、今年のシドニーの夏は去年よりもひどい猛暑日が続くとか。去年は40度を超えた日もあり慌ててエアコンを買いに行ったんですよね。

だけどみんな考えることは一緒なのか、4件ほど電気屋さんを回ってみたけど全滅。暑い夏を扇風機だけで乗り切りました。

そんなわけで今年は本格的な猛暑を迎える前に、工事不要で取り付けられるポータブルエアコンを購入しました。

なんせ我が家、今年はモコモコの毛に覆われた愛猫のモコがいるから、おそらく扇風機だけでは無理なんだよね・・・

この記事でわかること

・ポータブルエアコンのメリットとデメリット

・ポータブルエアコン購入前の確認点

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シドニーのエアコン事情

シドニーでは持ち家はさておき、賃貸の家やアパートメントはまだまだエアコンのない物件が多くあります。

エアコン付きだとやはり金額は少し高くなる傾向ですね。基本的に古い物件にはエアコン付きは少ないので、エアコン付きの部屋を探すとなると新しい物件や改装したばかりの部屋になってしまい、結果として金額が上がってしまうのです。

我が家は3ベッドルーム一軒家を借りているのですが、かなり古い家なので例にもれずエアコンがありません。

去年エアコンを買いに行ったときに電気屋さんのスタッフに聞きましたが、シドニーではやはりポータブルエアコンが人気なんだそうです。なので夏になるとポータブルエアコンが真っ先に完売。

それだけ取り付けエアコンの普及率がまだまだということですね。

我が家で購入したポータブルエアコン

我が家で購入したポータブルエアコンをご紹介しておきますね。

メーカー:Rinnai
金額:849ドル(約65000円)

日本でガス給湯器で有名なリンナイです。オーストラリアにあることもポータブルエアコンを販売していることも初めて知りました。

電気屋さんのスタッフにも「日本のものは最高よ。」とのお墨付きをいただきました。

日本のものは無条件で安心してしまいますね。

冷却能力:4.1kW

タイマー機能・スリープ機能あり

重量:32㎏

大きさ:幅480mm・高さ795mm・奥行き400mm

リモコン付き

ポータブルエアコンのメリット

SAMSUNG CSC

工事が不要

ポータブルエアコンの一番の魅力はこれ。なんといっても工事が不要なこと。

購入したらすぐに設置して使えるだけでなく、1人でも簡単に取り付けが可能です。

持ち運び便利

賃貸で家や部屋を借りていると、契約や環境などさまざまな事情で引っ越ししなければならないことがあります。

そんなとき、ポータブルエアコンならすぐに取り外して持ち運べるので便利。

重量はありますが、キャスターが付いているので2人いれば余裕で運べちゃいます。

予想以上に涼しい

「ポータブル」なのであまり期待はしていませんでしたが、部屋の大きさにあったものを購入すればちゃんと涼しくなります。
本格的な夏がきたら大活躍しそう。

電気代は怖いけどね・・・

ポータブルエアコンのデメリット

音が大きい

ポータブルエアコンの一番のデメリットは音が大きいこと。

電気屋さんのスタッフいわく、「音がまったくしないポータブルエアコンはない」のだそう。

メーカーや物によっては比較的静かなものもあります。もちろん金額は跳ね上がりますが。

また、容量の大きいものに比べて小さい容量のものの方が音が大きめのものが多いです。

窓によっては取り付けが難しい

ポータブルエアコンには、部屋から外へ排気熱を出すダクトが必要になります。ポータブルエアコンはスライド式の窓用に設計されているので、スライド式の窓であればなんの問題もありません。

オーストラリアの古い家の窓には、ハンドルをくるくる回すとチェーンが伸びて窓が開くタイプのものがあります。

 このくるくる回すタイプにはポータブルエアコンは不適切。

ですがご安心を。取り付けられないわけではありません。

我が家もこのくるくる回すタイプですが無事に取り付けできました。ただ少し面倒くさいです。

↑このように窓を開けてダクトを設置。外に排気熱を出します。

そうすると必然的に窓の横が開いてしまっている状態になります。そのため、写真の赤枠で囲っているように補強をしなければいけません⤵⤵

我が家の場合は、2回に設置しているのでかなり簡易で隙間を補強しました。1階の場合は少し心配ですよね。

オーストラリアのホームセンター「Bunnings」などで、隙間を埋めるテープや好きな形に張り付けられる網戸などが売られているので、検討してみるといいかもしれません。

ポータブルエアコン購入前に確認しておくこと

部屋の大きさを確認しておく

部屋の大きさに合った容量のものを購入しないと、部屋が十分に涼しくなりません。

設置する部屋の大きさを確認しておいて、電気屋さんで相談することをおすすめします。

部屋の窓を確認しておく

デメリットでも記載しましたが、自分の部屋の窓がスライド式のものなのか、ポータブルエアコンの取り付けに適切かを確認しておきましょう。

こちらも写真を取るなどして電気屋さんで見せて確認してもらうのがいいかもしれませんね。

購入できる場所

オーストラリアでは、「The Good Guys」「Bing Lee」などの家電量販店で購入するのがおすすめ。

補償証もあり、追加料金を払えば配送もしてくれるので一番安心です。

費用を安く抑えたい、中古でもOKという人は、「ebay」や「FacebookのMarket Place」で探したり、セカンドハンドのお店「Salvos」 をチェックしてみるといいかも。

運がよければ「ALDI」での限定販売に出会えることもあります。

日本でポータブルエアコンの購入を検討している人は、楽天やアマゾンがおすすめ。

まとめ

今年の夏はポータブルエアコンを購入しようかなと健闘している人は、ぜひ参考にしていただけたらなと思います。

また、本格的に暑くなるとすぐに売り切れてしまうので、早めの購入がおすすめです。

コメント

  1. […] […]

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