リレーションシップレジストレーションという言葉を聞いたことがありますか?
オーストラリアでパートナービザ申請を予定している人なら、一度は聞いたことがあるでしょうか。
今回は、パートナービザ申請に必要なリレーションシップレジストレーションについて詳しくご紹介します。
リレーションシップレジストレーションとは?
リレーションシップ レジストレーションは、2人は事実上の婚姻関係にあるということを証明してくれる大切な証明書です。
リレーションシップ レジストレーションを申請しサティフィケートを得ると、NSW州で正式に事実婚関係であることが認められます。
通常、オーストラリアでパートナービザを申請する条件として、スポンサーになる資格のある人と結婚または事実婚関係にあるということが求められますが、事実婚と認められるためには12カ月以上の同棲が必須です。
このリレーションシップ サティフィケートは、12カ月の同棲期間をクリアできない人がパートナービザ申請をするための大切な証明書になるので、こちらに当てはまる方はパートナービザ申請準備の一番最初に行いましょう。
わたしもパートナービザ申請時、パートナーとの付き合いは5年くらいだったけど同棲期間が1年に満たなかったよ。
申請条件
以下の条件を満たしている場合にのみ申請可能です。
- パートナーのどちらか1人がNSW州に住んでいること
- パートナーどちらも18歳以上であること
- お互いに誰とも結婚していないこと
- お互いに他の人とカップル関係にないこと
- オーストラリアの他の州や地域でリレーションシップ登録をしていないこと
- 家族ではないこと
要は、浮気してないよね?不倫してないよね?
この関係は本物だよね?ってことだね
申請方法と手順
書類を入手する
ServiceNSWのホームページから書類をダウンロードします。
https://www.nsw.gov.au/sites/default/files/2020-02/apply-for-relationship-registration.pdf
自宅にプリンターがなくてダウンロードできない人は、service NSWに行って書類をもらうかオフィスワークスなどで印刷してもらう方法があります。
わたしは近所にservice NSWがあったからそこで書類をもらったよ。
書き方も教えてもらえるから、近所にservice NsWがある人はそこで書類をもらうといいよ。
書類は全部で11枚あり、パートナーそれぞれが記入する必要があります。
身分証明の準備をする
ホームページに下記のように記載があります。
You must provide 3 forms of identification, one of each from Categories 1, 2 and 3.
If you cannot provide proof of identity from Category 1, you must still provide at least 3 forms of identification. At least one of these must be from Category 2, and two from Category 3.
・カテゴリ1,2,3から1つずつ、3つの違うID(身分証明書)を提出。
・カテゴリ1に当てはまるIDを提供できない場合、1つはカテゴリ2から、2つはカテゴリ3から選択することも可能。
その他に、現在住んでいるNSW州の住所が記載されているものが必要です。自分とパートナー宛てに届いた郵便物でOK。
①If born in Australia:An Australian birth certificate
Record of immigration status:Citizenship certificate,New Zealand citizenship certificate together with passport,New Zealand birth certificate
➁Australia’s driver’s licence,Australian passport,Firearms licence,Foreign passport,Proof of age card
➂Medicare card,Credit or debit card, or Department of Veterans Affairs card,Security/Crowd control licence,Student or tertiary identity card, Overseas birth certificate
ほとんどの申請者の方は、カテゴリ1の中からIDを選択することはできないと思います。
カテゴリ2は誰でも持っているパスポートまたはオーストラリアの運転免許証を選択することができますね。
カテゴリ1からIDを選択できない代わりにカテゴリ3から2つのIDを選択します。クレジットカードや学生証が選択できるかと思います。もし学生証がない場合にはOverseas birth certificateを日本領事館で申請することができます。
Witnessを探す
書類の中に自分たちのサインをする場所がありますが、これはウィットネスと呼ばれる人の前で記入しなければなりません。
ウィットネスとは、この書類は申請者本人が記載したものであり、内容が偽りのないものであるということを証明てくれる人のことです。
このウィットネスと呼ばれる人のサインがないと書類の提出が認められません。
わたしたちは、Justice of the Peace (JP)の前でサインをしてきました。
JPはこちらから探すことができます。http://www.jp.nsw.gov.au
料金はかかりませんが、パスポート、運転免許証などの身分証明書が必要です。
書類の提出・支払い
・郵送または最寄りのService NSWに持参して手続きになります。
・郵送は時間がかかるので近くにService NSWがある場合は、直接行くことをおすすめします。
・提出書類の確認と金の支払い、いくつかの質問が担当者からあります。
この書類に間違いはないよね?2人の関係は本物だよね?というような簡単な質問だよ。
・手続き自体は15分ほどで終わります。
申請料金
2020年4月現在、264ドルです。
書類を申請し終えたら・・・
申請が終わったらあとは待つだけです。
28日間はクーリングオフ期間となります。
万が一にも28日の間に気が変わったり、2人の関係が壊れたりした場合に申請を取り消すことができます。
わたしの場合、申請から2週間くらい経ってから、「28日間のクーリングオフ期間が終わったら審査に入るよ~」といったメールが届きましたがそのあとはまったく音沙汰なし。
結局届くまでには申請から2カ月半ほどかかりました。
パートナービザ申請の予定が決まっていて、リレーションシップ レジストレーションの申請が必要な方は、余裕を持って早めに申請手続きをすることをおすすめします。
・リレーション シップ サティフィケートは、オペラハウスかハーバーブリッジのデザインに無料でアップグレード可能。
・申請書類の最後にどちらかを選択できる項目があるので、忘れずに選択を。
コメント
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